介護現場で使うべき言葉遣いは?【敬語orタメ口】

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ほっさん

ほっさん

こんにちは、ほっさんです。

介護業界7年目の介護福祉士として勤務しつつ、ブログで情報発信をしています。

ちょっと聞きたいんですけど、介護の現場って、敬語かタメ口みたいなフレンドリーな話し方だとどっちの方がいいんですか?

かすみ

かすみ

ほっさん

ほっさん

よくある質問ですね。結論から言うと、敬語(尊敬語・謙譲語)を使うべきです。最低でも丁寧語。さっそく解説していきます。

 本記事の内容

  • 介護現場で使うべき言葉遣い
  • タメ口が使われやすい原因
  • 完璧主義は消耗しやすい

介護現場で使うべきなのは、敬語かタメ口か

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結論:敬語を使いましょう

介護現場での言葉遣いについては、よく「敬語かタメ口か」という話題が出ます。

そして、現場で実際に使われているのは「タメ口」が多いんじゃないかな、と思います。

周りの職員がタメ口で利用者さんと接する中で、自分だけ敬語を使っていると違和感を感じることもありますよね。

それでも敬語を使うことにはメリットがありますので、解説していきます。

 敬語を使うことのメリット

  • 常識をわきまえていることがわかる
  • 好感度を上げやすい(特に初対面)
  • 距離感を保つことができる
  • 言葉遣いを正すことで、行動を律することができる

特に3つ目の「距離感」を保つことで、いわゆる「友達感覚」になることを防ぐことができます。

「友達感覚」にならなければ、言葉遣いが乱れることもありません。

では、デメリットはどうでしょうか。

 敬語を使うことのデメリット

  • 堅苦しい人間だと思われる
  • 必要以上に気を遣わせてしまう

等がありますが、特に気にしなくても大丈夫です。

どうしても気になるなら、丁寧語で対応すると良いでしょう。

なぜ介護現場ではタメ口が使われやすいのか

外部の目が届きにくいから【閉鎖的】

介護現場でタメ口が使われやすい理由として、外部の目が届きにくいことが上げられます。

利用者さんと日々接していく内に仲良くなり、つい言葉遣いが乱れてしまうこともあるでしょう。

そこで上司なり同僚が注意できる職場であればいいのですが、そうでない職場もあります。

そうすると、どんどんタメ口対応が広がっていきますよね。

そんな状況でも、いつも利用者さんの家族等の外部の人が来ているわけでもないので、「だれも見てないからいいか」という考えが生まれてしまうわけです。

同じ人がコンビニやスーパーに転職したらおそらく敬語を使うでしょう。

介護現場では、こういう閉鎖的な部分も見られますので、しっかり指導できる人材が必要ですね。

言葉遣いが完璧でもクレームはある

完璧を求めすぎない

「自分は言葉遣いにはいつも気を付けているから大丈夫」

このように思っていても、クレームは来るときは来ます。

「堅苦しすぎる」とか「敬語を使うな」とか色々ありますが

人によっていちいち話し方を変えていたら消耗してしまいますよね。

なので完璧主義はやめましょう。

クレームがないから完璧、というわけでもない

利用者さんによっては、言いたいことがあっても言えない、という方もいます。

「いつもお世話になっているから」という理由で遠慮してしまうわけですね。

ニュースにもなった施設での虐待事件のこともあり、クレームをいれると

自分も攻撃されてしまうかもしれない」と考える方もいるかもしれません。

言葉遣いだけでなく、「接遇・マナー」を意識して相手の気持ちになって考えてみるのも大切ですね。

まとめ

介護現場で使うべき言葉遣いということで、結論は「敬語をつかいましょう」と解説してきました。

  • 敬語を使うことのメリット
  • タメ口が使われやすい原因
  • 完璧を求めすぎない

敬語を使いこなすには実践あるのみ。

正しい敬語を勉強し、どんどん現場で試すといいと思います。

常に「誰かに見られている」という意識で接することで、自然と丁寧な言葉遣いになりますよ。

相手を変えるのは難しいですが、自分が変わるのは簡単ですから。

自分が敬語を使うことで、周りの意識も変えていきましょう。

敬語を使って悪いと思われることはないね。さっそく明日から実践していこう!

かすみ

かすみ

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